浜名湖
優勝戦の好枠は歴代SG覇者が固める
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浜名湖
太田和美が今年2度目のVを決めてベテラン健在を大いにアピール
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15日から行われていたボートレース浜名湖の「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」は20日に優勝戦が行われた。
予報よりも強い向い風が吹き、3R以降は安定板を装着。優勝戦も南西からの向い風が6M吹く中でのレースとなった。進入はスタート展示と同様に枠なりの3対3。インからコンマ14のトップスタートを決めた土屋智則が1M先マイ、そのまま抜群の出足を味方に逃げ切るかと思われたが、2コースから差した太田和美の舳先が届き、2Mは太田が先取り。ツケマイを狙った土屋を振り切って1着でゴールし、今年2度目、通算では92度目、当地では18年5月以来となる3度目の優勝を飾った。
2着には土屋が入線。3番手争いはバックで4艇接戦となったが6コースから最内を差した鈴木裕隆が2Mをクルリと回って3着を確保した。2連単2-1は1,890円6番人気、3連単2-1-6は1万8700円31番人気。
「平本真之くんにまくり差されたら何もなくなっちゃうので、スピードを緩めずに差したいと思ってました。向い風の分、踏み込んでハンドルを切りました」と相手や水面条件に合わせた絶妙なターンを繰り出しての優勝となった太田。今節は気象条件が目まぐるしく変わって調整面の難しさを訴える選手も多かった中、終わってみれば11戦オール3連対と抜群の安定感でベテラン健在を大いにアピールした。
