浜田亜理沙
浜田亜理沙

常滑

期始めのF持ちも関係なし!浜田亜理沙が女王の貫禄を見せつけて優勝/常滑・レディースオールスター

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ボートレース常滑のGⅡ「第10回レディースオールスター」は18日が最終日。12Rで優勝戦が行われた。

優勝した浜田亜理沙は現状で最高のレースができた。期始めのF持ち。Fの罰則が強化され、心理的にはSを控えざるを得ない。そんな中で、インからコンマ09の踏み込みだった。「できる限りいこうと思って、これが私の限界です」と早過ぎず、勝ち切れる最高の仕掛けができた。こうなると1マークも余裕たっぷりだった。「大分、張らせてもらったので、外の方が窮屈になってしまったけど、いいターンができました」と全く隙を見せずの快勝劇だった。

レースを振り返ると、「年末がめちゃくちゃ緊張したので、今日はリラックスして臨めました。お客さんの顔も見えたし、いっぱいいるな~って思いながら進入してました」とまさに自然体。「今日はいい足に調整できました。昨日がペラを少し失敗してたので、ずっと調整してたんですけど、合ってたと思います」と機力の裏付けもあったからこその安心感だったのかもしれない。1マークで決着をつけると、その後はまさにウイニングラン。「優勝がファンの方への一番の恩返し。ピットへ戻ると中田夕貴が泣いていたので、それを見て感動してもらい泣きですね。この後、F休みがあるので、500万ゲットできて良かったです」と嬉しさ、さらには年末を意識した言葉も聞かれた。

この優勝で女子賞金ランキングは平高奈菜に次ぐ第2位へジャンプアップ。この後は優出した遠藤エミ川井萌らと共に丸亀ボートレースオールスターへと進む。「みんな、丸亀まで来てください」と公開勝利者インタビューを締めくくった。

優勝戦の結果はこちら 常滑12R

優勝者コメント・浜田亜理沙

「ほっとしています。いいSが行けたと思います。しっかりハンドル切ろうと意識していた。全部がばっちり合った状態で行けた。ベストの状態と言えます。今期はいきなりフライング…制度も変わって優勝戦は50点。外の人はぶちこんでくるかな…とそれだけ心配でした。ここは優勝するつもりでいたので行ける範囲で行こうと。2周1マークくらいで優勝を確信した。後ろが離れていたので。救助艇のパレードの時に声援が聞こえた。年末の景色がすごくよくてもう一度味わいたいと思っていた。味わえてうれしい。いい時はもちろん、ダメな時も応援してくださる方もいる。心の支えだと思います。SGのオールスターも投票。ありがたい。やることはいつも一緒。しっかり合わせて立ち向かいたい。目標はそんなに考えていないけど目の前の1着をたくさんとれたら…。フライングも切って1か月休みで心配だったけどこれで少しは上積みできた。気持ちを切らさないように」。