住之江
優勝戦3号艇・今垣光太郎が伸び強化の調整を示唆
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住之江
金子拓矢が横綱相撲で逃げ切ってV
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ボートレース住之江「スポニチ杯争奪第59回なにわ賞」は18日に優勝戦が行われた。
スタート展示のピット離れは持たせた3号艇・今垣光太郎だったが、本番では後手を踏み4号艇・馬野耀がすかさずサッと今垣を抑えて3コースを取り切った。本番の並びは124／356となった。
1号艇・金子拓矢がコンマ05の快ショットを放つとジリジリ出て行って1Mを先マイ。回った瞬間に一気に後続を突き放す横綱相撲で押し切った。今垣は4カドから伸ばして攻めようとするも馬野が壁となり攻めきれず2番差しを選択。差した2号艇・瓜生正義も食い下がるが3着止まり。3連単1-3-2は1,130円(3番人気)の決着となった。
金子は今年初優勝、通算19回目、当地では3回目の優勝となった。シリーズ5勝、1度たりとも2連対を外さず最終日まで駆け抜けた。
今シリーズからエンジンの凍結を防止する温水パイプが取り外されパワー相場にも変動の兆しが見えた。優勝した金子の72号機はそのひとつ。もちろん、金子のペラ調整力の高さがあってこそだが、前操者が「伸びも良くないし、進んでいない。全体に良くない。部品交換をしても微妙だった」と相当な苦労をしていたことからすると今回は大変身とも言える仕上がりだった。しばらくは今回のような温水パイプ取り外しの影響による相場の変動もありそうで、引き続き注目しておきたい。
