畑田汰一
畑田汰一

芦屋

畑田汰一が堂々と王道を歩み芦屋初Vを達成

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ボートレース芦屋の「BTS嘉麻開設13周年記念」は最終日の16日、最終12Rで優勝戦が行われた。

3日目終了時点で得点率10.00で並び、シリーズを盛り上げてきた畑田汰一峰竜太が内枠を固める一戦。準優3番の全てで1号艇が1着だったことで、最終的に予選トップ通過を決めた畑田が優勝戦も1号艇をつかみ、峰は「トップ通過から逃げて優勝したかったけど、こうなったら仕方がない。打倒・畑田汰一ですよ」と2コースから優勝を目指した。的確なさばきで着順をまとめてきた丸岡正典が3号艇で、畑田はSG覇者2人を迎え撃つ形となった。ダッシュ枠の3人も当地連続優出となった松尾拓渡邉和将、デビュー初Vを狙う三宅健太で白熱必至の一戦になった。

枠なり3対3の並びから、その畑田がコンマ11と渾身のトップSを踏み込むと、先マイ敢行。峰が差しに構えた上を丸岡がズバッとまくり差し。これが届いたかに見えたが、畑田が強力な出足で引きちぎった。峰は丸岡の引き波に沈み後退し、3着は三宅健太が浮上。2連単1-3は760円(3番人気)、3連単1-3-5は5,980円(16番人気)で決着した。

当地はそもそも出走回数が少ない上に、準優でのFや先頭を走っていての転覆など「悪いイメージばかり」と苦笑いしていた畑田だが、「今回でいいイメージに変えられそう。勝てれば好きな水面にもなります」と語っていた。完璧な逃げを決めての当地初V。記念戦線での活躍が待たれる逸材が、その実力をまざまざと見せつけた。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R