石野貴之
石野貴之

住之江

石野貴之が際どいスタートから逃げ切りV

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ボートレース住之江の「2025ラピートカップ」は7日に優勝戦が行われた。

ファンファーレと同時に内の5艇が勢いよくピットを飛び出す中、6号艇・湯川浩司だけがゆっくりと発進。進入は枠なり3対3となった。湯川は当地の上限チルト1.5度で勝負に出たが、5号艇・秦英悟の抵抗に遭い攻めきれず。その攻防を尻目に、1号艇・石野貴之がコンマ02の際どいスタートからイン先制。力強く逃げ切った。2着争いは差し込んだ2号艇・田中信一郎と、2番差しの4号艇・松井繁による接戦に。ここは松井が抜け出して2着を確保。3連単1-4-2は8番人気で1,810円の配当となった。

石野は今年2回目、当地では21回目、通算では70回目の優勝。2月の長期欠場から復帰後、出走回数と勝率を満たしてA1級を維持。今節は地元の強豪がそろう中でも、盤石の立ち回りで頂点に立った。

この後は津のGIII戦に出場予定で、さらにボートレースオールスター、唐津周年記念、グランドチャンピオンとビッグレースが続く。なにわのエースがその舞台でも魅せるか注目だ。

今節では、2連対率上位6機の“オレンジモーター”が登場。本体整備も解禁され、12人の選手が部品交換を実施。上條暢嵩は3日目にピストン2本、ピストンリング4本、キャブレターを交換し、エンジン力アップに成功。笠置博之も5日目にピストンリング2本とキャブレターを交換し、手応えを掴んだ。整備によるエンジン相場の変動も見られ、次節以降も注目ポイントとなりそうだ。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R