山口剛
山口剛

宮島

山口剛が人気に応えて地元・宮島で21回目の美酒

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ボートレース宮島の「創刊70周年記念第54回サンケイスポーツ若葉賞」は5日に最終日を迎えて、大本命の山口剛が人気に応えて優勝した。

優勝戦はピット離れで5号艇・西野翔太が飛び出して3カドを強奪。4号艇・浜先真範はチルト3にして一撃仕様で臨んだ。スリットでは5コースの井内将太郎と6コースの浜先がコンマ01の快ショット。それでもイン山口はコンマ03のSを踏み込むと、慌てることなく冷静にイン先マイ。そのままVゴールを飾った。

2着は外マイで追走した西野。3周1Mで浜先と末永祐輝が競り合った内を差した井内が3着へ抜け出した。3連単1-5-3は2,210円の10番人気で決着。

山口が手にした66号機は今年の正月戦で自らが乗り、その頃の足色に比べると近況はパワーダウン傾向にあった。予選道中でも山口以上に好気配の選手が複数いたが、山口はしっかりと臨戦態勢を整えて結果を出した。これが今年初V、通算では56回目、地元・宮島では21回目の美酒。安定したS力と調整力、旋回力とトップレーサーの貫録を見せつけ、ファンの熱狂度合も最高潮に達していた。

優勝戦の結果はこちら 宮島12R