末永和也
末永和也

唐津

末永和也が地元3連覇

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ボートレース唐津の「日本財団会長杯ゴールデンウイーク唐津特選」は4日、最終日が行われた。

5日目は安定板を装着してレースを行うほど強めの向い風が吹き荒れたが、最終日は一転して追い風コンディション。風向きの変化が影響したのか1Rでは1号艇の北川太一と4号艇の富永夏哉人、7Rでは6号艇の上瀧絢也がF。今節は期末最後の2日目に上瀧が前期2本目、新期を迎えた3日目に安河内健、4日目に峰竜太がF。3日目は選手責任外ではあったが深川真二がL(出遅れ)。スタート事故多発のシリーズとなった。

そんな中で行われた12R優勝戦は1号艇に末永和也、3号艇に常住蓮、5号艇に定松勇樹の、地元トップルーキー3人がそろい踏み。6号艇の酒見峻介は宣言通りにチルト1度の伸び仕様。進入は枠なりの3対3。各選手のスタートが注目となったが、人気を背負った末永はインからコンマ10のトップスタート。1マークは少し膨らむ旋回となったが深川の差し、定松のまくり差しも許さず逃げ切った。

激戦の次位争い、2周目ホームは内から常住、深川、上野真之介がほぼ横並び。2周1マークは上野のツケマイを警戒しつつ常住の上を握った深川が常住に襲いかかる。2周目バックは内航走の常住が深川の半艇身前を行く。続く2周2マークはターン中期で常住がボートをばたつかせてしまい、水しぶきを見た深川は避ける格好になる。常住と深川がもたつく間に、上野が小回り旋回から常住を捕らえて2番手に浮上。常住は3番手に後退。常住は3周2マークで差し返しを狙ったがわずかに届かなかった。2連単1-4は620円(3番人気)、3連単1-4-3は1,990円(11番人気)。

通算14回目Vの末永は今年1月のルーキーシリーズ、3月のGI71周年に続く地元3連覇を成し遂げた。3大会とも得点トップからの王道Vで、唐津では無類の強さを誇っている。末永は周年連覇が懸かる72周年(6月5日開幕)に向けて「地元3連覇して、周年連覇を目指したいですね」と語っていたが、最高の形で大会に臨むことになった。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R