杉山裕也が17年ぶりの蒲郡V

ボートレース蒲郡の「中日スポーツ賞 第54回竹島弁天杯」は4日に優勝戦が行われた。

スタート展示からピット離れの良かった平本真之が、本番レースでも飛び出し、進入は12/5346の2対4隊形で始まった。6号艇の三浦洋次朗がわずかにトップスタートも、スリットラインはほぼ横一線。そのまま1マークまで隊形は変わらず、好枠の杉山裕也が先マイからイン押し切りに成功。3カドから仕掛けた平本は外を回って2番手を確保した。3着争いは大混戦。内から三浦、岩瀬裕亮、桐本康臣、磯部誠の4選手が並走しながら2マークへ。ここで内有利に立ち回った三浦が浮上し、2周1マークで内から切り込んできた岩瀬を差し返して3着をキープした。

優勝した杉山は「長かったです」と、当地での17年ぶりの優勝に実感を込めた。「来年3月にはここでクラシックがあるので、そこに向けて一つでも多く優勝したい」と力強く語った。この優勝は今年2回目、通算28回目。当地では3度目の優勝となった。

優勝戦の結果はこちら 蒲郡12R