三国
トップスタートから一気の逃げで人気に応えた田中辰彦がV/三国・マクール杯
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三国
田中辰彦が圧倒的な逃走劇を披露して三国初優勝/三国・マクール杯
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ボートレース三国の「マクール杯」は25日が最終日。抜群の航跡で存在感を示した田中辰彦が圧倒的な逃走劇を披露してシリーズの幕を下ろした。今節は序盤から危なげない走りでオール2連対。3日目後半から怒涛の4連勝と他艇を寄せ付けなかった田中。当地は初、通算5度目の優勝で、A1級への勝負駆けにも成功とこれ以上ない結果を残した。
今節の主役として乗り込んできたSG覇者の山口剛、平本真之、河合佑樹だが、優勝戦へ駒を進めたのは山口のみ。序盤は連勝発進からシリーズを牽引するかと思われたものの途中で失速し、優勝戦は5号艇。それでも優勝戦では激闘の3着争いを制するなど、大いにファンを沸かせていた。
また、平本、河合佑は機力に泣かされながらも、最終日は舟券絡みを外さない意地の走りでシリーズを締めくくった。
今節は初日から強風が吹き荒れ、安定板装着を強いらたことで調整に苦戦している様子が多く見られた。それだけに日ごとに注目選手が入れ替わり、見応えたっぷりの一節間となったように思える。優勝戦メンバーは面白味ある面々で、実に印象的なシリーズとなった。
優勝者コメント・田中辰彦
「優勝できて良かったです。今節は2走目かな？キャブ交換をしてからはずっと足が良かったので。優勝戦は何の問題もないって訳ではなかったですけどね(苦笑)。今節はA1級の勝負駆けできたので、これで一安心できましたね」。
