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細川裕子が津初優勝でレディースチャンピオンの優先出場権を獲得/津・オールレディース
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「これからも攻めるレースを見せていきたい」細川裕子が押し切りV/津・オールレディース
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ボートレース津のGⅢ「津オールレディース マクール杯」は24日にシリーズの幕を下ろした。
期末とあってA1級のボーダー上で参戦した細川裕子は「調子が悪かったしダメだと思っていた」と言いながらも荒稼ぎして、大きく勝率を上げることに成功。逆に中谷朋子はボーダーが見えてきた時に膝の怪我が悪化して無念の途中帰郷になってしまった。5.41で参戦していた中田夕貴は我慢我慢のレースで終盤になりようやくA2級ボーダーへ到達。5日目と最終日で貯金を稼いだ。
守屋美穂、浜田亜理沙の2枚看板がシリーズを引っ張ると思われていたが、守屋は3日目後半戦で痛恨のフライング。浜田は序盤4連勝として予選1位を守ったが、準優で宇野弥生のまくり差しに屈し、優勝戦は4号艇に枠を落としてしまった。
優勝戦のポールポジションを手にしたのは細川。しっかり人気に応えて、今節はA1級確保、優勝と最高のエンディングを迎えた。5月には純地元の常滑でGⅡ「レディースオールスター」が控えている。大きな舞台を前に、弾みをつけることが出来たはずだ。
また、藤原早菜や高木茉白らルーキーたちの活躍も光った。高木は5日目に自身初となる2着に食い込み、3連単33万6150円という超ビッグな配当の要因になった。予選でも軽快なターンを見せていただけに、人気薄でこんな配当を生むことはもうないかもしれない。
優勝者インタビュー・細川裕子
「今節は特殊な形をしていたペラだったので、叩くことができなかった。調整の収穫はゼロでしたね(笑)。整備も考えていたけど、止めて準優のままで行った。展示の時点で合っていないな…と。スタートを行って先に回らないとダメかと思いましたね。絶不調の今、勝率勝負で来ましたが、A2級に落ちたらやり直せば良いと考えていた。これからも攻めるレースを見せていきたい」。
