宇野弥生
宇野弥生

宇野弥生が最後まで諦めない逆転劇/津・オールレディース

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ボートレース津のGⅢ「津オールレディース マクール杯」は20日に2日目が行われた。

歓声の上がったのは2日目2R。イン鈴木祐美子が先マイから先頭へ。宇野弥生はツケマイが流れバック4番手、2Mで濱崎寿里矢大澤真菜を差し2番手へ浮上、宇野が大澤を突き放して上位は固まったかに見えたが、最終ターンで宇野が鈴木祐の懐を鋭く突く差しを入れた。写真判定の末、宇野が最後の最後に大逆転。「鈴木祐さんは出足が全然だったらしいから…。私も試運転は乗りやすいかなとは思ったけど、レースでそれを確信できたかどうかは分からなかった。伸びにしても、まだ他の人との比較も分かっていない」と、宇野は慎重に言葉を選ぶ。宇野らしい。大逆転を決めても、逆に大敗を喫しても、いつも受け答えは淡々と。一つの勝ち、一つの敗北に一喜一憂は表に出さない。笑顔は優勝戦を勝ってから。それが決め台詞の"私らしく"なのだ。

それにしても浜田亜理沙が強い。初日から土つかずの4連勝と他の面々に付け入る隙を与えない。前半を差し切った後には「初日から良い意味で平行線?そうですね」と足早に次のレースの準備へ。3日目は7Rで6号艇の試練を迎える。ここを乗り切ってしまえば夢のパーフェクト…気が早いかもしれないが期待せずにはいられない。