清水沙樹がトップスタートから一気にまくって平和島初優勝/平和島・ヴィーナスシリーズ

ボートレース平和島では18日に「マクール杯 ヴィーナスシリーズ第2戦」が最終日を迎えた。今節は強風となる日もあったが、最終日の水面コンディションはまずまず。インはやや苦戦気味で、好配当が多く見られた。

注目の優勝戦、1号艇に乗艇したのは清埜翔子。準優では1枠勢が連敗する中、唯一の逃げを決めて仕上がりも上位。通算5回目、当地初優勝に期待が集まった。

進入は枠なりの3対3。スリットではチルト1.5に跳ねた5コース清水沙樹がただ一人0台の踏み込み。イン清埜もコンマ11の好スタートを決めたが、2～4コースはやや遅れたことで壁の無い隊形に。スリット後もぐんぐんと伸びた清水が一気にまくって、バックで首位に躍り出た。

清埜は引き波にはまりながらも堅実に旋回して、清水を追走。好パワーを駆使して3周2マークでは清水を捕らえたかと思われたが、何とかリードを死守した清水が1着でゴールイン。清埜は悔しい2着に敗れ、3着には接戦を制した関野文が続いた。3連単5-1-6は4,690円18番人気。

清水は当地初制覇で、地元・東京3場全てでVを達成。優勝戦後に行われたウイニングランでは、水面際で歓声を送るファンに向け、弾けるような笑顔で応えていた。

優勝戦の結果はこちら 平和島12R