篠崎元志が中堅機を立て直して5回目の地元周年優出/福岡・福岡チャンピオンカップ

ボートレース福岡のGI「福岡チャンピオンカップ開設72周年記念競走」は18日が最終日。12Rで優勝戦が行われる。

準優10Rはインからコンマ12のスタートを決めた篠崎元志が、他5艇を迎撃。もつれる次位争いを尻目に逃走態勢を固め、優出一番乗りを果たした。ピットではカメラマンの前を通る際に人さし指を立てて「1着」をアピール。クールな印象が強い篠崎元だが、今節はいつも以上に気合が入っている。「特訓から磯部誠君には結構伸びられていた。ただ、自分が先行できればいいカベ役になってくれるだろうなと思っていましたた。勝因はSですね。でも、前検を考えたら格段に良くなっています。換えた部品が当たってくれた。回転もだんだん安定してきて、足はいい感じになっている。上との差はあるかもしれないけど、中堅上位くらいにはなってます」と戦える足になっていることを強調した。

当地のGI戦で初めて優出したのは2010年で、今回が5回目の優出。当地周年初優出から15年の月日が経過した。「明日(優勝戦)はとにかく獲りにいきます。これまで何度チャンスがあったか。もうそろそろ勝たせてください。1走集中して、思い切り行くだけです」と力を込めた。優勝戦は2号艇。思いの丈をぶつけるだけだ。

優勝戦の出走表はこちら 福岡12R