原田幸哉
原田幸哉

住之江

ペラ調整に正解を出した原田幸哉と渡邉和将に注目/住之江・太閤賞

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ボートレース住之江のGI「太閤賞競走開設69周年記念」は13日に予選2日目が行われた。あいにくの雨模様となった2日目だが、場内は昨日に続いて盛況。家族連れやカップル、女性の団体も多く詰めかけ、競走水面に熱い視線を送っていた。

予選も折り返しに差しかかり、初日・2日目と着順が振るわなかった選手にとっては、明日の3日目が1日早い勝負駆けとなる。その一人が原田幸哉。初日は4着、2日目は6着と大敗し、後がない状況に立たされている。

それでも、原田は調整に懸命に取り組み、手応えが出てきた様子だ。「ずっとペラがダメだったので、違う感覚で調整をしました」という2日目は、一転して感触が上昇。「着は悪かったけど、久しぶりにいい手応えだった。ペラがマッチングしていたし、競ってもいい感覚で、押し感も出てきました」と明るい表情を見せた。3日目は3Rの1号艇、そして12Rの3号艇で登場。巻き返しに期待がかかる。

もう一人、2日目に大きく気配を上げてきたのが渡邉和将。初日は6着と苦しいスタートだったが、2日目は1・3着と巻き返した。スリット足は初日とは見違えるような伸びを見せ、差し脚も良化。「全体的にパワーアップしました。乗り心地もいいです。ベースは固まったし、あとは微調整ですね」と、自信をのぞかせた。3日目は5Rの3号艇で登場。攻撃的な枠番だけに、穴党は注目しておいて損はない存在だ。