川上剛
川上剛

芦屋

川上剛が地元3年ぶりV

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ボートレース芦屋の「日本財団会長杯争奪戦」は13日に最終日を迎えた。全レースが安定板装着&周回短縮で実施され、12Rでは、ファイナリスト6人による優勝戦が行われた。

5号艇の深川真二は当然のように前付けに動き、進入は展示も本番も152/346の3対3となった。ここでトップスタートを決めたのは深川。インの1号艇・川上剛にプレッシャーをかけつつ、1マークは差し構え。攻めの起点となったのは、4カドから握って出た3号艇・松尾充だった。一方、2号艇の前田将太はレース前半で苦しくなり、6号艇の植田太一と4号艇の杉田篤光はスタートで遅れ見せ場なし。松尾のまくりは決まりかけたが、強い追い風の影響でターンが流れ気味に。先に回った川上に内から深川、外に松尾という形でバックは大接戦。

2マーク、深川が先に回って優勝をつかみかけたが、ここで川上が渾身の差し返し。豪快なパワーで深川を一気に捕らえ、2マークを先行して決着をつけた。2着は深川、3着は松尾で、2連単1-5は610円(2番人気)、3連単1-5-3は2,640円(7番人気)での決着となった。

川上はこれで通算34回目、当地では7回目の優勝。芦屋町出身で「芦屋への愛は誰にも負けない」と話す川上にとっては、2022年の芦屋GW戦以来、約3年ぶりの地元V。シリーズ初日・前検時点で5.96だった勝率は、6日間の戦いで6.14まで上昇。今期残る2節の勝負駆けにも注目が集まる。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R