守屋美穂
守屋美穂

【マクール杯事前情報】絶好調・守屋美穂と水面相性抜群の浜田亜理沙がドリーム戦1枠を務める/津・オールレディース

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展望

ボートレース津ではGⅢ「津オールレディース マクール杯」が4月19日に幕を開ける。今節はWドリーム戦が組まれ、初日は守屋美穂、2日目は浜田亜理沙が1号艇を務める。守屋は昨年12月から10連続優出(4月11日現在)とコンスタントに活躍。優勝にはなかなか手が届かなかったものの、3月の尼崎で今年初優勝、続く桐生で連続Vを飾った。

一方の浜田は昨年3月の当地ヴィーナスシリーズから優勝は遠ざかっているが、津は過去4優出2V、勝率はメンバー唯ーの7点台をマークするなど水面相性がとにかくいい。得意のプールで復調のきっかけをつかみたい。

今期勝率を見ると土屋千明が上記2選手に次ぐ数字をマーク。3月の蒲郡でFを切ってしまったものの、次節の尼崎では優勝戦まで勝ち進んでいる通り、リズム下降の心配はない。

足のけがで2か月半休んでいた魚谷香織はブランクの影響もなく復帰後は元気いっぱい。スピードクイーンメモリアルで優出した川井萌や鋭発スタート連発で1着を量産する勝浦真帆らも優勝候補として名前が挙がる。

津女子戦の傾向

津では昨年4つのオール女子戦が行われ、オールレディースを平山智加宇野弥生、ヴィーナスシリーズを浜田と山下友貴が制している。この4開催をまとめると、1コースの1着率が49.8%と女子戦の平均をわずかに下回る成績で、やや1号艇の信頼度は欠けるデータとなった。

面白いのは2コースで勝率は19.6%とまずまず。出目で見ても出現回数11回、回収率213%の2-1-4や、出現5回で回収率382%の2-4-5など、お宝券がいろいろ見られた。その一方で3コースは12%と全国の女子戦平均14.5%を下回る成績に。出目で見ても3枠がアタマの券は全て回収率が100%以下、3-5-流は一度も出ていないのは見逃せないデータだろう。

近況好調選手

吉田彩乃は今年5年目の若手レーサー。デビューから数年は勝ち味に遅かったが、この半年ほどで急激に成長。今期は自身初の二桁勝利をマークし、勝率も4点台に乗せている。2月の江戸川では強力な出足を武器に自身初優出と、近況は乗れている一人。モーターの手助けも必要だが、仕上がりが良ければ快進撃があってもおかしくはない。