上平真二
上平真二

住之江

上平真二の変わり身に注目/住之江・太閤賞

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ボートレース住之江のGI「太閤賞競走開設69周年記念」は11日に前検が行われた。まさに春の嵐となり、昼頃には突如強い雨に見舞われた。その雨が止むと今度は強風が吹きつけどうなることかと思われたが、次第に落ち着いて追い風3~4メートルくらいのコンディションの中でスタート特訓が行われた。

シリーズ開催にあたって初下ろしから2節のエンジン評価をしていたが、その評価通りの感触を得た選手は少なめ。初下ろしのルーキーシリーズは気温10度以下で、前節は15度程度のコンディション。前検のピットの気温は18度と季節が進行しているのも、その要因のひとつだろう。

初下ろしから抜群の伸びを発揮していた19号機の上平真二は「何となくいいとは聞いていたけど、あれっ?って感じでしたね。班の中では太田和美さんが良く見えていました」と感触はそこまでだった。

出足や行き足に力を感じる78号機を手に入れた高倉和士も「ペラを見たら自分の形ではなかったので、そのまま行きました。重い気はしたけど、スタートはできそうです。自分はあまり住之江の調整がうまくないので、微調整でいきます」と強気なコメントは聞かれなかった。

季節の変わり目とあって、いち早くエンジンの長所を引き出すことがポイントになりそうだ。

千成賞の出走表はこちら 住之江12R