新田雄史
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新田雄史、オーシャンカップ出場へ崖っぷち/津・ツッキー王座決定戦

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ボートレース津のGI「開設73周年記念 ツッキー王座決定戦」は6日に予選3日目が行われた。

「オーシャンカップの権利って、僕は優出条件だったと思うけど…。津と福岡を走って2点加えても20点。間に合わないのかなあ」と新田雄史が不安そうにぽつりと漏らした。調べてみると、本人の言う通り、20点ではどうにも足りない。「やっぱりそうですか。分かりました」と腹を決めた様子を見せた。

何としても、ここ津か次の福岡で優出しなければならない。もちろん、地元開催の今節が最大のチャンスなのだが、ここまで厳しい足取りが続いている。3、6、4、2着と、ドリーム戦での加点があるとはいえ、3日目を終えて得点率は5.75。前半戦終了時には「下位」と自己評価する最悪の状況。リング交換を経た後半は多少マシになっていたが、それでもせいぜい中堅レベルといったところ。

4日目は1、4枠での2走。ここで13点以上、つまり1、4着もしくは2、3着以上という条件をクリアしなければならない。負ければ、地元周年での初優勝という目標はおろか、オーシャンカップ出場の夢も消える。さらに、ダービーの勝率にまで悪影響を及ぼすことになる。まさに目の色を変えて臨む勝負駆けの一日だ。