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混戦制したのは菅章哉の執念走/津・ツッキー王座決定戦
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不調に苦しむ井口佳典が地元で復活を目指す/津・ツッキー王座決定戦
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ボートレース津のGI「開設73周年記念 ツッキー王座決定戦」は4日にシリーズの幕を開ける。
先月の若松クラシックでGIを飛び越えてSG制覇を決めて、令和のシンデレラボーイとなった佐藤隆太郎。「ファンの方々や先輩から『おめでとう』と言ってもらえることが一番うれしいですね」と、周囲からの言葉で実感が湧いたようだ。
ただ、獲得賞金は1位に立ったとはいえ、グランプリ出場が約束されたわけではない。今後も結果を出し続けることを求められ、それが重圧になることも考えられる。今節手にしたのは、直近2節でなかなかの伸びを見せている注目機。SG制覇の勢いのまま、今節も活躍に期待したい。
地元の井口佳典は東海地区選を制して順調かと思われたが、唐津GIでは未勝利に終わり、常滑GIは辛うじて予選を突破。クラシックは6着3本に散って負傷帰郷と、近況は低迷している。「リズムの良いとき、悪いときの差が激しい。悪いときが続かないようにしたい」と、ここで悪い流れを断ち切りたい思いだ。今年は当地でダービーが開催されるが、審査対象期間の折り返し地点はとうに過ぎている。一度は圏内へ足を踏み入れたが、再び70位台まで落ちてしまった。正月戦、地区選を制した地元戦で、何としてもの思いは誰よりも強いだろう。
