山本寛久が道中逆転で2018年5月以来となる大村制覇

ボートレース大村の「イオン大村ショッピングセンター開店30周年記念競走」は1日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。11Rまでは2Rを除いて1号艇が全て勝利。まさに「ここは大村」といわんばかりのイン有利な流れが続き、優勝戦も1号艇の地元・榎幸司に人気は集まった。

枠なり3対3の進入から、スリットはほぼ横一線。インからコンマ11のスタートを踏み込んだ榎が1マークを先マイしたが、3コースからまくり差した山本寛久がバックで榎を捕らえる。2コース差しの前田聖文もバック伸びて、3艇によるトップ争いとなった。

混戦状態で迎えた2マークは最内から前田が先に回ったものの、旋回後に舟が浮いて失速。内へ切り込んだ山本が先行して、その後も前田の猛追を退けてVゴール。2着が前田、3着は榎で3連単3-2-1は7,580円の20番人気となった。

山本は昨年2月下関以来となる通算63回目の優勝。当地では2018年5月以来、6回目の優勝を飾った。

優勝戦の結果はこちら 大村12R