佐藤隆太郎
佐藤隆太郎

若松

佐藤隆太郎がイン速攻で快勝/若松・ボートレースクラシック

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ボートレース若松のSG「第60回ボートレースクラシック」は30日、最終12Rで優勝戦が行われ、SG出場4回目で初優出の佐藤隆太郎がイン速攻で快勝。通算15回目の優勝がどデカイ勲章になった。2、3着には地元の塩田北斗西山貴浩が食い込んで、2連単1-4は570円の3番人気。3連単の1-4-2は1680円の5番人気と本命決着だった。

ホーム追い風は3メートルと絶好のコンディションで行われた優勝戦。進入は枠なりの3対3ですんなり折り合い、スタートはインの佐藤がコンマ08のトップスタート。1マークは誰も寄せ付けない逃げで回った瞬間に勝利が分かるほどの圧勝劇だった。

2着は4コースから握って1周2マークを冷静に差した塩田。3着争いは最後までもつれ、最終ターンで西山貴浩が宮地元輝を大逆転したが、ボートが接触して西山は不良航法を取られている。

佐藤は初のSG優勝戦とは思えないほど落ち着いていた。隠れエース機(2連対率はたったの29%)と言われる30号機のパワーを引き出して、足は文句なしの節イチ仕立て。「若松は前回も優勝したが、いつもいいエンジンを引く。このエンジンはSクラス(エース機)ですよ」と優勝に導いてくれた30号機に感謝した。

関浩哉仲谷颯仁らと同期の115期。出世面ではこの2人に大きく遅れをとっていたが、昨年7回の優勝を飾ってブレイク。東京支部は濱野谷憲吾を最後にトップクラスの選手がなかなか出現してこなかったが、「東京支部は…と言われているのが気になってどうにかしたいと思っていた。強くなって毎年グランプリに出場できる選手になりたい」と宣言した。

優勝戦の結果はこちら 若松12R