井口佳典
井口佳典

【GI事前情報】東海地区選Vの井口佳典がV最有力!勢いに乗りまくる宮地元輝が迫る/津・ツッキー王座決定戦

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展望

ボートレース津では4月4日にGI「開設73周年記念 ツッキー王座決定戦」が初日を迎える。宮島や住之江GIとの競合により主力は分散しているが、馬場貴也茅原悠紀といったトップレーサーが参戦。茅原は63周年を制圧、66周年では準Vの実績を誇る。一方、馬場は一般戦で3回の優勝があるものの、なぜかGⅡ以上の記念レースでは優出すらない。それでも、ここ数年の相性としては決して良くない印象だ。

両者に迫るのは今年のGI開幕戦である下関周年を制した宮地元輝。また、各地区選の覇者(関東=土屋智則、東海=井口佳典、近畿=稲田浩二、四国=島村隆幸、九州=仲谷颯仁)が参戦と、旬のメンバーも主力を演じる。

水面・モーター

東海地区選で北川潤二が手にして注目された31号機は、優勝戦メンバーの中でも断然の気配を見せていた。完全にエース機の座を固めたが、今回の周年でも注目度ナンバーワンとなる。井口が優勝を飾った39号機、中山雄太がGI初優出で準優勝した52号機も期待大。地区選以降、当地は1か月以上の休催となっていたためあまり使用されておらず、相場が引き継がれていそうだ。

季節は春。追い、向いと風向きは不安定とはいえ、東海地区選のような大荒れ水面にはならないだろう。パワーバトルに期待が持てる6日間だ。

今節のキモ

地元の新田雄史豊田健士郎が大きな注目を集めそう。遠征勢では菅章哉がベスト6に間に合えば、枠不問で狙い目となる。記念初V達成の瞬間にぜひとも立ち会いたいものだ。新開航柳生泰二もここ一番での伸び仕様を秘めている。

水面相性の良さで名前を挙げたいのは井上一輝。13回の優勝のうち、3回が当地。今年は早くも2回GI優出しており。自他共に認める水面巧者がここで花を咲かせるかもしれない。