山口剛
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宮島

【GI事前情報】山口剛が悲願の地元タイトル奪取に燃える!遠征勢も峰竜太を筆頭に強力布陣/宮島・宮島チャンピオンカップ

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展望

ボートレース宮島ではGI「宮島チャンピオンカップ開設71周年記念」が4月3日に幕を開ける。68回大会以降、地元勢は優勝から遠ざかっている今大会。3年ぶりのV奪還に向けて、地元勢が挑む。主力は山口剛。悲願となる地元のタイトル戦奪取へ、地の利を生かして序盤から快速モードを見せるはずだ。更に辻栄蔵上平真二船岡洋一郎が援護射撃する。

ただ、遠征勢も当地相性がいい原田幸哉吉川元浩に、峰竜太桐生順平片岡雅裕佐藤翼と地力ある強力メンバーが集結した。今年の中国地区選手権を制して勢いづく渡邉和将も加わり、V戦線は見応え十分。この豪華メンバーを相手に地元の成長株である高橋竜矢がどこまで見せ場を作れるのかも注目ポイントだ。

水面・モーター

開催期間中に大潮の日はなく、初日に中潮、2日目から4日目までは小潮で、5日目と最終日は長潮と若潮。全体的に潮位変動は小さめなので、さほど気にしなくても良さそうだ。しかし、勝負どころの準優と優勝戦の時間帯は上げ潮水面となるので、強い向い風じゃない限りは内有利か。

現行エンジンは昨年10月から使用して5か月半が経過。昨年同様に突出したエース機は不在で、2連対率40%を超えているエンジンは10基以上も存在する。さらに2月から中間整備が入ったエンジンもあって相場は流動的だが、序盤から目立っていた60号機は安心感があると見ていいだろう。

今節のキモ

昨年はSG「ボートレースオールスター」で定松勇樹が優勝し、世代交代の流れを感じた。この優勝劇は5000番台レーサーの刺激になったことは間違いない。

その定松を含めて今大会は5000番台の選手が6名参加予定となっているが、ピックアップするのは地元の高橋竜矢だ。今年の9月には今大会の舞台となる地元・宮島でPGI「ヤングダービー」も開催。現行エンジンでの争いとなるので、今大会は猛者を相手にどこまで好走できるかが最大のポイントになる。地元の正月戦ではFを切ってしまったがエンジンの仕上がりは目を引くレベルだっただけに、波乱の立役者となる可能性も十分だ。