大上卓人
大上卓人

浜名湖

大上卓人がイン逃げを決めて今年2度目の優勝

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ボートレース浜名湖の「Daiichi-TVファイティングカップ」は25日に最終日を迎え、優勝戦は大上卓人がイン逃げを決めて制した。

今節はヒーローの登場が日替わりで、初日は田中信一郎中島秀治高憧四季ら近畿勢が好スタート。そこへ待ったをかけたのが畔柳俊吾だ。前節V機でゴールドプレート33号機を武器に2日目までオール2連対を守り、予選中盤に得点率トップに浮上。序盤は回り足系に良さを見せていた。気候の変化とともに伸び寄りの足にシフトし、結局一節を通じてその快速ぶりでシリーズを盛り上げた。

ところが主力陣も黙っていることはなく、3日目にはドリーム戦メンバーの大上、中島が畔柳を抑えて得点率上位に浮上。最終的には大上がオール3連対で予選をフィニッシュし、トップ通過を果たした。

準優は3つとも順当にイン逃げで決着し、優勝戦にに駒を進めたのは大上、田中、中島、畔柳、丹下将柳瀬興志。快速の畔柳が4枠を手にしたことで優勝戦は波乱含みの一番と目された。

進入は展示、本番ともに前付けはなく枠なりの3対3。水面は向い風コンディションでダッシュ勢に有利かと思われたが、内の4人が全員0台スタート。畔柳もコンマ09とスリットでは強気に踏み込んだものの、出ていくまでには至らず。イン大上が難なく1Mを先取り、早々に独走態勢に突入した。

2着は差しに構えた田中の内にまくり差しを入れた丹下が入線。田中も3着は守り、終わってみれば3連単1-5-2は2,880円10番人気と本命サイドで決着した。

大上は今年2度目、通算では24回目の優勝。4月には地元・宮島の71周年記念に出場する予定。地元の記念開催の前に景気づけとなる優勝を飾った。

優勝戦の結果はこちら 浜名湖12R