ボートレース若松のSG「第60回ボートレースクラシック」は25日に幕を開ける。11月25日が初使用で4か月が経過しクラシックは13節目。相場はすでにガッチリと固まっているのだが、あまりにも好エンジンが多すぎてエース機が決まらないといううれしい悲鳴があがるほど。
絞り込むのではあれば、11、12、14、34の4基に加えて、ここ2節で抜群の気配を披露している6も挙げたいところ。数字(2連対率)にはかなりのバラツキがあるが、これは乗り手の偏りによるもので、A級が多く乗ったエンジンは数字が高く、A級が少ない(1人しか乗ってないのも多数あり)エンジンは低いというだけなので、まだ数字を気にする時期ではない。
11号機(A++)若林将
初使用から7人全員が上位評価のエース機候補。乗り手も体重も男女も一切選ばない。どちらかと言えば伸び系。
12号機(A++)塩田北斗
7人中、6人がA級、しかも主力陣ばかりと乗り手がいい分、2連対率はトップだがバランス型で足も文句なし。
14号機(A+伸)島村隆幸
初使用の
尾上雅也が本体を絶賛し、乗り手8人が全員上位評価で伸びのパンチ力は34号機と双璧。
34号機(A+伸)西山貴浩
検定タイムトップ機で初使用時からずっと伸びは上位。乗り手の関係で2連対率は平凡だが、パンチ力はすごい。
6号機(A+↑)吉田裕平
数字以上で近況の勢いは一番。ここ2節も
藤堂里香が節イチ級、
今村暢孝はぶっちぎりの節イチ仕立てだった。
30号機(A+)佐藤隆太郎
まだA級が1人(それも主力ではないA級)しか乗ってないので2連対率が低いだけ。乗り手を選ばず上位足になるのが強み。
32号機(A+)松井繁
A級は
川上剛しか乗ってないが、「このエンジンはSGを取る」と絶賛。8人中、出なかったのは1人だけで底力は間違いなし。
46号機(A)馬場貴也
8人中、上位にならなかったのは2人だけ。正月戦の
前田将太がバッチリ仕上げ、伏兵選手でも出る。A+にするか悩む上位機。
61号機(A)吉川元浩
7人中、5人がA級だがまだ1度も予選落ちなし。B級の
上田隆章と
上田洋平も文句なしの上位足。ヴィーナスでは
塩崎桐加が節イチ級。
26号機(A)片橋幸貴
9人中、6人が上位評価で乗り手を選ばないのが強み。ヴィーナスでは
野田部宏子が予選をトップ通過した。
16号機(A↑)守田俊介
正月戦で
平田忠則が優勝。基本は出足型でヴィーナスでは
西澤日花里が節イチ級で選手生活2回目の優出を果たした。
36号機(A↑)豊田健士郎
岡崎恭裕と
白水勝也が目立たなかったのは意外だが、合った時の出方は半端ない。近況は伸び寄りの仕上がり。
7号機(A)松田大志郎
2月に乗った
上野真之介が節イチに仕上げ、「クラシックでも引きたい」と本体絶賛。主力が乗れば節イチ級。
23号機(A)池田浩二
初使用の
島田一生が3年ぶりに優出して以降も上位足になることが多い。主力が乗った時は抜群で3か月休み明けの
中島秀治がV。
25号機(A)井上忠政
初使用の
富永大一からほぼ上位パワーをキープ。
田中和也が出足を仕上げて優勝した後、
香川颯太はチルト2度で抜群伸びに。
45号機(A)下條雄太郎
安河内健が節イチ級に仕上げた直後、転覆で下降気味だったがまた復活ムード。どちらかと言えば出足系。
28号機(A)上野真之介
数字がいいのは乗り手が良すぎるからだが、主力が乗ればしっかり仕上がる。どちらかと言えば出足系。
10号機(A+↓)河合佑樹
12月企業杯で
菅章哉が節イチ優勝。その後の4人はノーハンマーでトップ級をキープしたが、5人目の
横川聖志がペラをたたいて微妙に下降気味。
57号機(A↓)定松勇樹
初使用から5人目までは文句なしで
海野康志郎や
松尾昂明が節イチ級。1節おきに使い始めた2月以降は下降気味。
ドリーム戦の出走表はこちら 若松12R