中村魁生
中村魁生

丸亀

中村魁生が師匠・石野貴之を下して通算3回目の優勝

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ボートレース丸亀の「大阪スポーツカップ」は17日に12Rで優勝戦が行われ、中村魁生がまくり差してV。4日間の短期決戦は波乱決着で幕を閉じた。

最終日は雨上がりとあって、午前中こそやや強めの風が吹いたが、レース開始時には風速3メートルまで縮小。優勝戦は良好な水面コンディションとなった。4号艇の間嶋仁志の動向に注目が集まったものの、動きを見せることはなく進入は枠なり3対3。行き足が強力な間嶋が4カドから攻めて、スロー勢に襲いかかる。その好展開をものにしたのが、チルト2度で勝負を仕掛けた中村魁だ。6コースから角度良くまくり差して突き抜け、大金星を飾った。2着には間嶋、3着には中村尊が入線し、3連単6-4-2は3万4420円、58番人気。準優後に「(師匠が)1号艇なんで、やっつけたら優勝ですね」と言っていた中村魁だが、その言葉通りに師匠・石野貴之を下して大仕事をやってのけた。

中村魁の57号機は近況2節連続でチルト2度にして抜群パワーを誇っていたが、中村魁も最後の最後に一か八かの勝負を仕掛けて奏功した形。昨年7月の鳴門以来、通算3回目のVは、師匠を6コースから撃破と生涯忘れ得ぬほど会心のレースになったことだろう。

優勝戦の結果はこちら 丸亀12R