水摩敦
水摩敦

若松

水摩敦が王道Vに王手

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ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース 公営レーシングプレス杯」は15日が最終日。12Rで優勝戦が行われる。

準優はどのレースもすんなりとはいかず、9Rはインの待鳥雄紀丸岡正典の差しに屈した。10Rは人気のイン堀本和也が逃げたが、2着には人気薄の柳沢一が6コースから2着に食い込んだ3連単は万舟券決着。11Rは突如、チルト2度にした香川颯太が驚異的な展示タイムをマークし、インの水摩敦をまくったものの、バックでは驚異的なパワーでよみがえった水摩が2マークを先取りして大逆転。改めて節イチパワーの威力を見せつけた格好になった。

優勝戦は1号艇から水摩、堀本、丸岡、待鳥、香川、柳沢という顔ぶれ。パワー評価は水摩>待鳥>香川(ただしチルト2度)>>>>丸岡=堀本>柳沢。今節は良機シリーズだったが、上位機での優出は水摩と待鳥の2人だけで、実際にこの2人がパワー2強。香川はチルト2度なら伸びは超抜級だが、バックで水摩に追いつかれたレースを見ると出足はなさそう。

水摩が予選トップからの王道Vに王手。当地はすでに7回の優勝がある大得意水面だが、そのほとんどがダッシュ戦からのまくり勝ち。イン逃げ優勝は23年5月のゴールデンウイーク戦しかない。準優の足を見る限り、優勝確率は相当高そうだが、最終日は強い追い風予報が出ており、不安材料があるならそこだけだ。

伸びだけなら水摩とも互角と話す待鳥も4カドが取れるだけに優勝のチャンスはありそう。オール2連対と抜群の成績で勝ち上がってきた堀本は「展開が良かっただけで、足は普通あるかないかくらい」とパワーには自信なしだが、「追い風なのでターンマークだけを見て差す」と作戦は一択。最後まで好展開に恵まれる可能性もありそうだ。当地ミッドナイト連覇に王手の丸岡も気配は平凡。ただ、追い風の強さにもよるが当地3コースは追い風の時ほどツケマイが決まる傾向があるので、やはり軽視はできない。

優勝戦の出走表はこちら 若松12R

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 水摩 敦
5上位級 太田 和美 待鳥 雄紀 古澤 光紀 金子 萌 金児 隆太 齊藤 大将 溝口 海義也 柳瀬 幹太 香川 颯太
4中堅上位級 井川 大作 森 弘行 林 美憲 岡瀬 正人 志道 吉和 丸岡 正典 野末 智一 山崎 善庸 西川 真人 横川 聖志 是澤 孝宏 永井 亮次 宇田川 信一 佐藤 駿介 渡辺 空依 田頭 虎親 上岡 巧汰 山下 心一
3中堅級 土屋 太朗 福田 雅一 杢野 誓良 柳沢 一 濱崎 直矢 竹田 吉行 堀本 和也 大塚 康雅 竹下 大樹 土井 歩夢
2下位級 中里 英夫 平池 仁志 山本 凱立
1ワースト 亀本 勇樹 小澤 和也