磯部誠
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常滑

「初めての感覚だった」磯部誠が地元ファンの声援に応えてV/常滑・トコタンキング決定戦

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ボートレース常滑のGI「開設71周年記念競走トコタンキング決定戦」は14日にシリーズの幕を下ろした。

レース場対岸の看板に掲げられ、当地が推している地元3大スターの池田浩二平本真之磯部誠が揃って優出。更に1号艇を獲得した磯部が優勝して、関係者は大喜びだったことだろう。

地元での磯部は強いのひと言。今年は正月レース連覇に始まり、BBCトーナメントでは菅章哉のチルト3度に真っ向勝負を挑んでファンを沸かせた。「正直、GIはどこで勝ってもうれしいし、地元という意識はなかったが、これだけ祝福を受けるともっと気持ち入れて走ろうと思いました」と改めて地元の温かさを実感。これからも地元での活躍に期待が持てる。

SG、特にグランプリへの思いも強い。「今年のリズムも悪くないし、何とか結果も残せている。年末を目指して、これからも気持ちを入れて1走1走、頑張る。来年の蒲郡クラシックの権利が取れたのも大きい。池田浩二はまだ持っていないですからね(笑)。自分は年の後半に頑張ることが多いタイプだけど、幸先いい形になった。あとは税金のこともあるので、中だるみすることなく、頑張りたいですね」と話した。2度目のSG制覇やグランプリ復活を目指して、さらに加速して行きそうだ。

優勝戦の結果はこちら 常滑12R

優勝者コメント・磯部誠

「(朝の公開インタビューで「夕方に戻ってきます」と語っていたので)戻ってこれて良かった。でも、相当手応えがあった。仕上がり的には大丈夫だと思っていた。手前の感じが気に入っていたし、回転を上げて良かった。4日目がおかしかったのは天候のせい。風が急に強くなって、2番(池田)、3番(平本)が早く仕掛けていたが、上手くブロックしてくれた。1Mは少し雑に回ってしまったけどね。

ゴールのガッツポーズは一応やりました。タオルで応援してくれた人がたくさん居たので。今節はドリーム3着が拾えたのが大きかった。いつもはもう少し緊張するが、今日は緊張せず、初めての感覚だった」。