尾上雅也がパーフェクトなイン速攻で通算3度目のＶ

ボートレース住之江の「ボートピア梅田開設18周年記念競走」は12日に優勝戦が行われた。

6号艇・吉川喜継が宣言通り前付けに動いたが、内5艇が抵抗。進入は枠なりのオールスローとなった。インから先マイを決めたのは1号艇・尾上雅也。コンマ13と6番手スタートだったが、スリットで2号艇・守屋美穂が勢いよく迫るのをしっかり引きつけて先制ターン。回った瞬間に後続を一気に引き離す圧巻の速攻劇を見せた。差した4号艇・渋谷明憲が2Mを優位に運び2番手に浮上。最後まで追いかけた守屋を振り切った。3連単1-4-2は1,540円(5番人気)の決着となった。

尾上にとっては通算3回目の優勝で、当地では初V。今シリーズは素早く正確な調整でスリット足を強化し、優勝戦ではターンの足も抜群に仕上がっていた。調整力とターンスピードを存分に発揮し、まさに完勝といえるレースだった。

なお、今回のレースをもって当地の現行エンジン＆ボートは役目を終えた。次節、3月15日に開幕するルーキーシリーズで新エンジン＆新ボートがお披露目となる。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R