溝口海義也
溝口海義也

若松

溝口海義也が2連対率トップの12号機を獲得

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ボートレース若松の「ミッドナイトボートレース公営レーシングプレス杯」は11日が前検日。エンジン抽選が行われた。

11月25日が初使用で今節が11節目。2節後がSGクラシックということで、今節は上位機のほとんどが使用される良機シリーズ。まだエース機は定まっていないが、エース機候補が一気に同時に使用されるので、パワー比較が非常に楽しみなのだが、4日間の短期決戦なので乗り手によってはパワーを引き出さないまま終わる可能性もある点は注意したいところ。

12号機(A+)溝口海義也

これまで6人が乗ったうち、5人がA級なので2連対率は64%でトップだが、これが抜けたエンジンというわけではない。出すのに時間がかかったのは3節前の天野晶夫くらいで、基本的に前検からパワーを感じる選手が多い。どちらかと言えば出足型。

10号機(A+)横川聖志

2人目の菅章哉が節イチに仕上げて優勝した後に乗った4人はノーハンマーなので、菅のチルト0度のイン仕様ペラがそのまま着いている。伸びもいいが、乗りやすく出足もいいと評判。

11号機(A+)水摩敦

初使用の中辻博訓から6人全員が上位評価。しかも、ほとんどが節イチ級の評価でエース機候補の2、3番手かも。基本は伸び型だが偏ってはおらず出足とのバランスもいい。

14号機(A+)太田和美

行き足、伸び系でパンチ力はナンバー1。これがエース機候補の筆頭かもしれない。あまりに出すぎてFの選手も2人。乗り手の関係で2連対率は40%ジャストだが、50%超えの上記3基よりも派手さがある。

32号機(A+)井川大作

2節前の川上剛が初めて乗ったA級選手で、ついに正体がばれた。川上は「このエンジンはSGを取る」と断言するほど本体を絶賛。伸びも目立つが出足もいいというバランス型。

30号機(A+)柳瀬幹太

これもまだA級が1人しか乗っていないが、正月レースの柴田大輔(F2)が隠れ節イチで、続く新井英孝も節イチ伸びを誇った。乗り手を選ばずに出ているが2節前に安部慎一が転覆したのが不安の種。

48号機(A+↓)濱崎直矢

初使用の仲谷颯仁からずっと伸び型だったが、3節前の関裕也が出足型にたたき変えて変調気味。2節前の松本弓雄からは不満のコメントしか出てこなかった。

57号機(A+↓)田頭虎親

3人目の重量級・海野康志郎が節イチ仕立て。その前後も乗り手に関係なくトップ級の気配だったが、2節前の岡村将也は全く目立たない足。下降モードに入っている可能性がある。

34号機(A伸)待鳥雄紀

検定タイムトップ機で初使用時からずっと伸び型。乗り手の関係で2連対率は低いが、出てなかった節は1度もない。まくり屋が引けば威力が倍増しそうなエンジン。

46号機(A)齊藤大将

2連対率は54.2%で3番目に高いが、乗り手の良さによるものでA+機には見劣る印象。3節前の平石和男もペラ調整に苦戦して全くの平凡だった。ここがA+機との違い。

7号機(A)西川真人

クラシックにも出場する上野真之介が4節前に乗って節イチ仕立て。「クラシックでもこのエンジンを引きたい」と言わしめたが、乗り手によっては全く平凡な時も多く、乗り手を選ぶエンジン。

1号機(A)森弘行

2連対率は20%台だが、初使用時からほぼ上位パワーをキープしており、主力が乗れば一気に正体がばれそう。ただ、前節の松本怜の時に新ペラに交換されており、この影響が心配。

45号機(A↓)金子萌

安河内健が素晴らしい足に仕上げたが、直後の山口晃朋が転覆して下降気味。続く星栄爾も上位までは届かなかった。もはやA評価ではダメかもしれない。

ドリーム戦の出走表はこちら 若松12R