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ボートレース宮島の「ヴィーナスシリーズ第23戦第10回マクール杯」は11日が前検日。
前検はドタバタ劇の連続だった。通常、前検スタート練習の班分けは登録番号順に振り分けられる。しかし、今大会の斡旋選手の場合、最終班に今期デビューの135期生が5人固まってしまう状況に。これでは、普段6コース主体のレースをしている新人選手たちが、6コースからのスタート練習をまともにできない事態となる。
この問題に対応するため、該当選手を4班以降に1人ずつ分散配置する措置が取られた。これで一件落着かと思われたが、4班に繰り上がった赤松咲香が練習1本目でペラ損失のアクシデント。1マークで停止し、最終班を一人で練習する異常事態となった。この影響で、新ペラからのスタートを余儀なくされているため、直前の気配チェックは必須だ。
少々愚痴っぽくなってしまったので、最後に試運転情報もお届けする。注目は山崎小葉音。大石真央と足合わせをした際、回ってから置き去りにするほどの伸びを見せた。ターン出口の足はかなり良さそうだ。
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