毒島誠
毒島誠

尼崎

毒島誠が完璧ターンで後続を突き放して今年2度目の優勝/尼崎・センプルカップ

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ボートレース尼崎のGI「尼崎センプルカップ(開設72周年記念)」は8日、最終日を迎えた。4Rでは和田兼輔が2コース差しを決めて、通算1,000勝を達成。5日目の渡邉和将に続いて今節、二人目のメモリアルとなった。和田は安堵の表情で「嬉しい。ホッとしたし、尼崎でできて良かった。振り返ればアッと言う間ですかね。まだまだこれからです」と力強いコメントを残した。

優勝戦の進入はS展示同様に123カド456。スリットでは全員がコンマ10~15とほぼ横一線に。2コース渡邉がスリット後に伸びるも、イン毒島誠は慌てず冷静に先マイ。完璧ターンで後続を突き放して、そのまま1着でゴールした。

渡邉は角度を付けて差しに構えたが、僅かにターン流れて2着まで。外マイで続いた丸野一樹と差した山本寛久の3着争いは、丸野に軍配が上がった。3連単1-2-3は670円1番人気。

毒島は通算82度目、GI通算17度目、今年2度目、当地通算では3度目のV。初日ドリームを快勝後、オール3連対で優勝まで突っ走った。まさに毒島に始まり毒島に終わるシリーズとなり、ボート界を代表する圧倒的な存在感を見せつけた。

なお、最終日は逃げ7本(54)、差し3本(10)、まくり1本(3)、抜き1本(4)、恵まれ0本(1)。コース別ではインから7(47)、2(4)、3(10)、0(0)、0(2)、0(2)。万舟券は1本(8)。カッコ内は6日間トータル。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R