通算100Vにリーチをかけた三角哲男が参戦/浜名湖・マクール杯

ボートレース浜名湖の「第7回薄暮だョ！名人集合 マクール杯」が4日に初日を迎える。三角哲男は通算100Vにリーチをかけた状態で参戦。昨年は4Vだったが、2025年に入ってから桐生、多摩川で連続優勝。関東地区選と前節の江戸川では準優出を逃してやや勢いは衰えてはいるが、調整力とS力、堅実なさばきは健在と言っていい。前検練習後に100Vについて水を向けると、「毎節(100Vが)かかっているからね。頑張るよ」と苦笑いを見せた。

当地ではここ数年、途中帰郷や予選落ちが相次いでおり「浜名湖だとC級選手になっちゃう」という言葉も出るほど相性は芳しくない。ただ、通算成績で見れば14優出7Vと、元々の相性は決して悪くなかった。きっかけ1つで再び活躍する可能性もありそうだ。

今節タッグを組むのは3号機。33％という2連対率は平凡そのものだが、スピードクイーンメモリアルでは上田紗奈が力強いターン回りを誇ったエンジンだ。三角の感触は「出ることも、出られることもなかった」程度ではあったが、調整力や近況のリズムの良さを考えれば楽しみは十分ある。

初日は6、4枠とダッシュ2走。特に4号艇で臨むドリーム戦ではスロー艇の進入争いも見込めるだけに、よりいっそう一発の期待が高まる。大台到達に向け、まずは好発進を狙いたい。

ドリーム戦の出走表はこちら 浜名湖12R