末永和也
末永和也

唐津

末永和也が地元周年記念を初制覇/唐津・全日本王者決定戦

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ボートレース唐津のGI「全日本王者決定戦(開設71周年記念)」は2日、最終日が行われた。

静水面でレースが進む中、3Rで衝撃の全艇Fが発生。(1号艇から順に)古賀繁輝山崎郡井上忠政笠原亮福島勇樹寺田祥の6人全員がスリットオーバーとなった。特に笠原と福島は非常識なFとなり、福島は今期2本目のF。3Rの売り上げは82,267,700円だったが、全額返還となった。なお、GIでの全艇Fは2021年3月2日、浜名湖67周年初日5R以来となる。

今節は3日目にも下條雄太郎西山貴浩がFを喫しており、合計8件(返還合計268,672,500円)のFが発生する波乱のシリーズとなった。

12R優勝戦は向い風4mのコンディション。スタート展示と同様にチルト3度の定松勇樹は6コースを選択。スリットはほぼ横一線となり、インの末永和也がコンマ12の2番手のスタートを決めた。チルト3度の定松は思うように伸びず、2コースの平本真之が差しを狙ったが、先マイした末永が危なげなく逃げ切った。

3番手を航走していた山田康二に対し、2周1マークで関浩哉がツケマイで接近。続く2周2マークでは関の差しが決まり、前に出た。最終マークでは山田が先マイで逆転を狙ったが、関が冷静に差し返して3着を確定させた。2連単1-2は400円(2番人気)、3連単1-2-6は1,460円(5番人気)。

末永は地元周年で初優出・初優勝を飾り、GI制覇は23年2月の九州地区選手権(若松)に続き2回目。来年のSGクラシック出場権を獲得した。優勝賞金1,200万円を加算し、今年の賞金ランクは5位に浮上。SGグランプリ初出場も視界に入ってきた。

なお、今節6日間の売り上げは8,168,824,800円で、目標の75億円を上回る結果となった。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R