上條嘉嗣
上條嘉嗣

住之江

まくり差しで突き抜けた上條嘉嗣が嬉しい地元初優勝

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ボートレース住之江の「サンテレビ杯争奪ボートの時間!ご視聴ありがとう競走」は2日が最終日。雨が降る中で優勝戦が行われた。

その優勝戦、6号艇・田中和也がピット離れで勢いよく飛び出し、5号艇・富永正人を抑え込んだ。田中はそのまま内のコースを狙って絞ろうとしたが、4号艇・佐藤博亮が舳先をかけて抵抗。田中の進入は5コースまでとなり、枠なりではなく内から123カド465の隊形でレースが始まった。

1号艇・牧宏次がコンマ15のトップスタートを決めてじわじわと伸びると、1Mを先制。しかし、その懐に鋭く飛び込んだのが3号艇・上條嘉嗣。しっかりブレーキをかけ、グッと舟を向けると、出口で力強く押し出した。まさに「これしかない!」という渾身のターン。続く2Mでも牧をけん制しながら回り、追走を振り切って先頭でゴールを駆け抜けた。

ブイ際を差した佐藤が終始中団を追走。3連単3-1-4は4,570円(11番人気)で決着した。

上條は今年初優勝、通算7回目。そして何より嬉しい地元初優勝となった。大崩れのない安定感はもちろん、最後の最後に勝てる足に仕上げたのはさすがのひと言。ペラ巧者として名が挙がる上條らしい堂々の優勝だった。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R