ツキも味方につけた平田忠則が今年2度目のV

ボートレース芦屋の「にっぽん未来プロジェクト競走in芦屋」は27日が最終日。最終12Rで行われた優勝戦は進入で誰も動きを見せず、すんなり枠なり3対3。イン平田忠則、2コース佐藤隆太郎がそれぞれコンマ08、コンマ06の0台Sを踏み込んでスリットで先行する。佐藤がやや出て行き加減だったがまくるまでは行かず、1マークは平田が先マイ。まくり差しを狙った茅原悠紀は引き波に乗って舟が浮き、この時点で平田の独走状態となった。

2番手争いはバックで内に佐藤、外に茅原が並び、2Mをきっちり回った佐藤が2着を確保。茅原が3着、4着以下は山田祐也、中村晃朋、篠原飛翔と枠番と同じ順でゴールした。2連単1-2は440円(2番人気)、3連単1-2-3は670円(2番人気)と人気の組み合わせで決着。

予選2位通過ながら優勝戦1号艇を獲得した平田は、ツキも味方に若松正月戦に続く今年2度目のV。中辻崇人に教えを請い、伸び型の調整にチャレンジ。今節も「どこかで使いたい」と語っていたチルト3を3日目に使用して白星を奪取するなど、伸び重視の仕上げで1着を量産した。中辻と言えば一昨年に7V、昨年は8Vを挙げて最多勝を獲得、今年も平田と同じく2Vと絶好調男。今年は2人で旋風を巻き起こすかもしれない。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R