吉川元浩
吉川元浩

尼崎

【GI事前情報】地元エースの吉川元浩が兵庫最強のシンボルとして迎え撃つ/尼崎・センプルカップ

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展望

昨年のGP出場組が7人登場と豪華メンバーがそろった。ここに地元エースの吉川元浩が兵庫最強のシンボルとして迎え撃つ。調整は言うまでもなくお手のもの。とにかく普通に動くエンジンであれば、求めている行き足の良さを最大限に引き出し、シリーズを優位に運ぶことができる。巻き返しの年にしたい。

GP覇者の毒島誠や、1月の一般戦で優出経験のある実力者の桐生順平が対抗格。スピード上位の茅原悠紀や、昨年6月SGグラチャン覇者の土屋智則もV圏内。周年V経験のある松井繁河合佑樹丸野一樹島村隆幸が迫る。地元では、稲田浩二尾嶋一広高野哲史が見せ場を作る。

水面・モーター

昨年度とまったく同時期に行われる。前年データを見ると、イン勝率は55%。2連対率は76%、3連対率が83%とイン天国に変わりない。ただし、ホーム強めの向い風(5m前後)が吹いた時は3、4コースからのまくりや、まくり差しが決まっていて、強めの追い風になると2、5コースの差し抜けでの高配当が目についた。

モーターは昨年4月から使用。すでに相場は決まっている。温水パイプが装着された12月以降も大きな変化はない。注目は4号機と44号機がダブルエース。近年の当地でここまで伸びるエンジンが2機もあるのは珍しい。ここに昨年11月のGIでV10号機。そして22、49号機にも力強さを感じる。

今節のキモ

月末には今年初のSGクラシック(若松)を控えていて、出場組は勢いをつけたいところ。まずは、4号機と44号機を引いた選手は節間を通して目が離せない。間違いなく活躍をすると見ている。ここに加えたいのは冬場に入ってから、新ペラ交換を行ったエンジンが上昇していて、手にした選手には注目をしたい。

さらに、今年に入って当地を走った選手は調整のアドバンテージがある。桐生、松田大志郎や、地元勢は経験を生かしたい。中でも、吉田俊彦藤岡俊介和田拓也に期待を込める。3人とも、1月の一般戦に出走しているのは大きく、好エンジンを手にして大暴れといきたい。