中島秀治
中島秀治

若松

中島秀治が3コースから差し抜けて若松初優勝

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ボートレース若松の「にっぽん未来プロジェクト競走in若松」は20日、最終12Rで優勝戦が行われ、中島秀治が3コースから差し抜けて今年初、当地でも初、通算5回目の優勝を飾った。

強風予報が出ていたので1Rから安定板が装着されたが、優勝戦は向かい風1メートルのベタ水面。進入は枠なりの3対3で折り合ったものの、スタートが予想外にバラついたのが波乱の始まりだった。

インの西村拓也と3コースの中島はコンマ25と明らかに後手。2コースの磯部誠はコンマ14を決めて当然のようにまくりに行くが、超抜パワーの西村がグイグイ伸び返した。両者とも引くに引けずの共倒れになってしまい、3コースの中島、4コースの鶴本崇文が次々と無人の水面を差し抜けた。西村はそれでも鶴本を執拗(しつよう)に追いかけたが、鶴本が2着を守り切り、2連単の3-4は1万3830円、3連単の3-4-1は3万9790円の大波乱決着となった。

優勝した中島はこれがF休み明け初戦で3か月ぶりのレース。出発する時は奥さんに「6着は取らないように頑張ってくる」と話したとか。それが優勝という最高の結果になったわけ。

優勝戦の結果はこちら 若松12R