
丸亀
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ボートレース丸亀の「BTS朝倉開設32周年記念 マクール杯」は19日の12Rで優勝戦が行われ、吉永則雄が武田光史との攻防を制して優勝。7日間と長丁場のシリーズに決着をつけた。
今節はなかなかみどころが多かった。SG、記念戦線が主戦場の菊地孝平が久々に一般戦に参戦。浜名湖の正月、お盆など地元戦を除けば、一般戦参戦は昨年5月の福岡以来、9か月ぶり。エンジン抽選では2連対率23%の凡機を引き「せめて地区選に出てたのを引きたかったけどなあ」と苦笑まじりにぼやいていた。初日ドリーム戦だけは「手応えはあった」が、2日目以降は中堅の域を出ることはなく、予選は4位で通過。優勝戦は2号艇で何とか主役として格好はつけたが、最後は差し不発で5着に終わった。
久々の一般戦とあってモチベーションの高さも気になったが、菊地は「いつも通りですよ」とマイペースを強調。「(一般戦は)久々だけど、普段のレースと変わりないですよ。周りのみんなが頑張っているし、逆にいい刺激をもらいましたね。僕にとっては今節はいろいろとプラスになることが多かった。来て良かったと思いますね」と充実感を漂わせていた。
他地区のB級選手や、知名度の低い女子選手と同じ斡旋になることはめったにない。「周りのみんな」とはそういった若手のことだろう。今節は平川香織に何度も丁寧にアドバイスする姿が見られた。3月の常滑GIを走り終えた後、昨年の住之江グランプリで切ったF休みに入る。4月以降はしばらく一般戦回りとなるが、今節のように毎節収穫を得て、再び大舞台に戻ってくるだろう。
菊地とともに、主役級の活躍を見せた阿波勝哉の存在も大きかった。前節の四国地区選で中村日向が節一級の動きを披露していた57号機を駆り、予選道中は6戦オール3連対と奮闘。「最近の中でもこの伸びはかなりいいですね。それでいて、出足もしっかりしてるから道中もしっかり走れる」と57号機を絶賛していた。
準優進出戦で不良航法を捕られて準優に勝ち上がることはできなかったが、選手間でも「あの人は"プロ"ですからね」と一目置かれる職人芸を見せていた。6日目に中止打ち切りが決定した直後には「やっぱりモーターボートは抽選ですね(笑)。こんないいのはめったに引けないですから。でも、こういうのを引けばまだまだ、ね。今回はホント楽しかったですよ」と話していた。走る本人が楽しんでいるのだから、観戦するファンも多いに楽しめたはず。元祖アウトサイダー・阿波の復活が待ち遠しい。個性派がそれぞれ持ち味を発揮して活躍すれば、一般戦の盛り上がりも、GIやSGとはまたひと味違ったものがあると思わせてくれた7日間シリーズだった。
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