定松勇樹
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唐津

【GI事前情報】定松勇樹、末永和也ら地元トップルーキーの活躍に期待/唐津・全日本王者決定戦

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展望

ボートレース唐津では2月25日にGI「全日本王者決定戦(開設71周年記念)」が開幕する。峰竜太馬場貴也瓜生正義西山貴浩菊地孝平宮地元輝定松勇樹ら昨年のグランプリ組が豪華メンバーが参戦。地元大エースの峰は9度目の最高勝率に輝いた絶品さばきで、地元周年初優勝に挑む。

当地で行われた佐賀県選手権で王道Vで決めた宮地は、下関の70周年も優勝。2年連続のグランプリ出場へ、最高のスタートを切っている。安定感は増すばかりで、地元ツートップがV争いを引っ張るか。

瓜生は3度目、山田康二深川真二、菊地は2度目の当地周年制覇を目指す。西山はダイヤモンドカップに続く当地GI連覇にトライする。

水面・モーター

現行エンジンに切り替わった昨年9月以降のイン1着率は56.8%。実力者がそろう特別戦になると60%を超えてくる。昨年3月、西山が優勝したダイヤモンドカップでは62%だった。ただし、行き足、出足が甘いインは過信禁物で、先マイしても差されるケースが多い。

近況の動きがすこぶるいいのは20号機で、年末に松尾昂明、正月戦で宮地が節一仕立てで連続V。レース足の良さが売りの41号機もパンチ力は十分。23、43、51、66号機は調整の幅が広く、安定感がある。53号機は急上昇で、正月戦で松江秀徳が変わり身に成功すると、乗り継いだ森林太も上位の一角だった。

今節のキモ

地元佐賀支部は総勢12人。20代若手は安河内健末永和也、定松、常住蓮の顔ぶれ。定松は昨年の多摩川オールスターでSGチャンプに輝き、末永は23年に九州地区選手権を制覇。次世代のスター候補は卒業して、スター街道を歩んでいる。当地フレッシュルーキーだった常住も地元で初Vを達成するなど昨年は3Vと大躍進。末永、定松に常住が加わり、今年は3人でトップルーキーを務める。

ボートレーサー養成所チャンプトリオは期待通りの成長で、すんなり地元周年タイトルを手に入れても何ら不思議ではない。安河内はF過多でスタート課題だが、攻めは果敢。注目したい一人だ。