清水攻二
清水攻二

唐津

劇的な大逆転で清水攻二が10年以上ぶりの優勝

{{ good_count }}

ボートレース唐津の「ウインターモーニングバトル」は13日、最終日が行われた。予報通りに強めの追い風で、優勝戦の風速は5m。1号艇は節一パワーを誇る清水攻二が手に入れていたが、1マークは流れやすい状況で波乱含みでもあった。

スタート展示同様に進入は3対3の枠なり。石倉洋行がカドからコンマ09の鋭発を放ったが、イン清水もコンマ12と的確な踏み込み。清水が1マーク先マイに持ち込んだが、少しターンマークを外してしまった。その隙を見逃さなかった東本勝利が差しを入れて、バックでは東本が首位に立った。2番手は清水、石倉が続き、深澤達徳も肉薄。人気を背負った清水は万事休すかと思われたが、1周2マークでミラクルが起きた。

少し強引に内へ切り返した石倉と先マイを狙った東本がもつれ合い、両者は大流れ。絶好のチャンスを逃すことなく清水は冷静にブイ際を回り、大逆転に成功した。スムーズさを欠いた東本は深澤にも逆転を許してしまい、悔しい3着。2連単1-3は840円(4番人気)、3連単1-3-2は1,960円(7番人気)で決着した。

エース20号機味方に、初日のレース後は「5年に1回くらいこんなことがあるけど、そのぐらい出ている」と語っていた清水。2014年7月14日の住之江一般戦を制して以来、通算15回目の優勝を達成した。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R