丸岡正典
丸岡正典

住之江

圧倒的なパワーで激戦を制した丸岡正典が優勝

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ボートレース住之江の「デイリースポーツ旗争奪第66回ホワイトベア競走」は11日に優勝戦が行われた。

進入隊形は枠なりの3対3。コンマ13の好スタートを決めた4号艇・水摩敦が4カドから伸びて1号艇・丸岡正典をまくりで抑え込んだ。5号艇・占部一真が水摩の内にまくり差しで飛び込み急浮上。水摩と占部で首位争いかと思われたが、2Mを真っ先に回ったのはなんと丸岡だった。

丸岡は1Mで水摩のまくりを浴びながらも踏ん張り、BSは最内をグングンと強烈に加速。驚異的な伸びで最大で2~3艇身あった差をものともせず、占部に追い付いた。2周ホームストレッチでも丸岡と占部はほぼ並走状態だったが、ここでも丸岡の伸びが圧倒的で2周1Mで占部との争いにケリを付けた。丸岡にとっては冷や汗ものの展開となったが、鬼足に仕上がっていた78号機のパワーも味方に付けて勝ち切った。3連単1-5-4は6,450円(17番人気)の配当で決着した。

丸岡は今年2回目、通算58回目、当地では9回目の優勝。昨年は調子を崩して今期は2004年後期以来のA2級に降格したが、近況勝率は7点中盤台でA1復帰に向けて順調な足取り。何より地元水面でのダイナミックは走りが完全復調を印象付けた。

丸岡を優勝に導いた78号機も称賛に値する。2連対20%台のいわゆる低調機だが、10月の中間整備で別物になり、今年に入ってから本格化。当地で最も噴いているといっても大げさではない。使用期間は残り数節だが、どんな走りを見せるのか注目だ。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R