
丸亀
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ボートレース丸亀のGI「第68回四国地区選手権競走」は10日に優勝戦が行われ、島村隆幸が道中の大混戦を競り勝ってV。通算4回目のGI制覇、四国地区選は初制覇となった。
5日目からは安定板が外れて、最終日は1Rからスピード戦を展開。迎えた優勝戦は向い風6メートルで、序盤を思えば十分スピード戦に期待できるコンディションだった。4カドから森高一真がコンマ10のトップスタートでのぞき、人気を背負ったイン島村に襲いかかる。先マイした島村の内懐を森高が角度良くまくり差したが艇が浮き、突き抜けるまでには至らなかった。そこに5コースから差してきた林美憲も加わり、3艇ラップ状態で2Mに突入。真ん中に位置していた森高が強気の握りマイに出たが、林に合わされた分、両者が競り合いになって島村の差しが届く。続く2周1Mを内から冷静に先取りした島村が握ってきた森高を冷静に振り切って、初の四国チャンプに輝いた。
激しい攻防とは裏腹に、島村は「完全に差されていたし、2Mはどうしようかなと考えてました。森高さんが握ってくれた分ですね。あそこで森高さんが差していたら、森高さんの優勝だったと思います。男気ありますね」とレースを振り返り。ヒーローインタビューで「男気」なる言葉が出てくるのも珍しい。島村が称えたように、森高の気迫が伝わってくる攻防だった。
予選トップ通過を決めていた森高にとって準優11Rのインからオーバーターンは痛恨だったに違いない。準優直後に自分自身への怒りをこらえて、「大事なところでメンタルの弱さが出たな。こんな緊張したの初めてや。優勝戦は4枠やから、プレッシャーもないしな」と話していた姿勢にも、森高の「男気」を感じた。
5月には当地でSGオールスターが開催される。中間発表では香川支部では森高、片岡雅裕と女子では平高奈菜と平山智加の名が20~24位に並んでいた。森高は準優勝に終わったが、こんな熱い走りを披露すれば、春の祭典も地元勢で再び盛り上がるはずだ。
菅章哉は優出は逸したが、最終日の2走もチルト3度を貫き、場内を沸かせた。6Rでは4カドからまくり圧勝。後半10Rではスタートでコンマ77と大きく出遅れてしまったが、個性を貫き、シリーズを盛り上げた姿勢は評価したい。
今節は若手の奮闘も光った。GI初勝利を飾ったのが田村慶、西岡顕心、山田理央、水谷理人。田村慶はエース格の65号機を駆り、節間4勝と大健闘。エース機にさらに箔を付けた形だ。西岡は江戸川周年記念に続いて2回目のGI参戦で、初勝利→初の予選突破→初優出と初モノ尽くし。もともと香川支部初の129期卒業チャンプとして期待されていた逸材が、ポテンシャルを発揮した。
平高を師と仰ぐ山田理も優出経験こそないもの、女子戦ではいずれ主役を張れるだけの大器とみている。最終日5Rで水神祭を飾った水谷はF2でGI初参戦となったなかで、最後に結果を残した。今度は足かせがない状況でSGクラスの強豪に真っ向勝負を挑む姿が楽しみだ。今節は四国地区期待の逸材がどこまで大舞台で通用するかを探るいいシリーズになったとも言えよう。
今節は運一本です。地区選はチャンスがあればと思っていたけど、なかなかこんなチャンスがない限り、獲れないですしね。(今後の目標は)いつも通り。ちょっとずつレベルア ップしていきたいですね」。
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