中村日向
中村日向

丸亀

優勝戦は内枠両者が抜けた仕上がり/丸亀・四国地区選手権

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ボートレース丸亀のGI「第68回四国地区選手権競走」は9日に5日目の開催が行われ、準優勝戦を終了。

10日の第12Rで優勝戦が行われる。5日目は今節初めて安定板なしでのレースとなった。

左横風速4mの水面コンディションで迎えた準優勝戦9Rは中村日向がインから押し切って快勝。近江翔吾が2着争いで競り勝って、昨年に続いて地区選連続優出を決めた。

10Rは全艇がゼロ台の早いスリット合戦となり、勝った島村隆幸のタイミングはコンマ00のタッチスタート。 「マジですか、ホンマに…」と肝を冷やしたが、勝利者インタビュー後に冷静に振り返ると「危なかったけど、残って良かったです」と笑みも見せていた。

ラストの11Rは進入から動きがあり、スタート展示では123カド645で、チルト3度の6号艇・菅章哉平山智加三好勇人がマークする形になったが、本番は枠なりに。5コースの三好がコンマ02のトップS、大外の菅がコンマ03の快ショットを決めたが、攻めきるまでには至らず。インから森高一真が先マイしたが、痛恨のオーバーターンとなり、GI2回目の参戦となった西岡顕心が2コースから突き抜け、2着には森高、3着に平山となり、3連単は万舟券決着となった。

この結果、V戦1号艇は島村に巡ってきた。舟足は文句なしのトップ級で節イチと評判も高い。「中村日向選手とも変わらないと思いますよ」と胸を張る。島村と、V戦2号艇の中村日はかなりの仕上がりとみていい。