波浪水面を味方につけた岩瀬裕亮が笑顔/津・東海地区選手権

ボートレース津のGI「第70回東海地区選手権競走」は7日に2日目が行われた。

中止順延となった3日間、選手から「しんどい」という声が多く聞かれた。開催期間中はネットなど触ることは出来ないため、「さすがにやることもなくなって…。横になっていると腰も痛くなる」と話す選手もいた。「選手になって20年以上経つけど、3日連続の中止は初めてだった」と坂口周が言っていたが、同じような選手も多かったのではないだろうか。

そうして迎えた予選2日目、「なんか、良かったですね。初日は回転不足だったけど、今日は軽快に回れた。安定板の条件に合いました」と笑顔を見せたのは岩瀬裕亮。波浪水面を味方につけることができたのなら、今後が楽しみでならない。逆に「全然合っていなかったなあ。出てないし、回れないし」と得意のぼやき節に磨きがかかってしまったのが佐々木康幸。こちらはトンネル真っただ中か。