
徳山
浜名湖
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女子戦線に新たなプレミアムGIが誕生した。ボートレース浜名湖で2月19日に開幕するPGI「第1回スピードクイーンメモリアル」。レースの走破タイムが選出基準となる初のレースだ。出場選手の内訳は、以下の三つのカテゴリーに分けられる。
最近の当地で良績を残した選手が中心に選出された。そして大きな注目を集めたのが、1月10日に発表されたドリーム戦メンバーだ。
1号艇は何と5場(尼崎・平和島・蒲郡・津・宮島)で1位を記録した浜田亜理沙。その中で最も速かった尼崎での代表として出場する。上田紗奈も芦屋と常滑で1位を記録し、2号艇で選出された。3号艇の細川裕子は、この第1回の開催水面となる当地でトップ時計をマーク。4号艇の刑部亜里紗は唐津1位。今回最も登番の遅い選手だが、地元のホープだ。そして5号艇の西橋奈未は、選考期間中に全国のトップタイムを叩き出した。なお、6号艇は推蕨枠で、昨年の優秀女子選手・遠藤が収まった。
出場選手の顔ぶれはバラエティに富んだ顔ぶれとなったが、優勝争いの本命は遠藤、対抗に三浦永理というのが下馬評だろう。遠藤は当地実績も十分。新期適用勝率女子1位をマークした三浦も地元の意地がある。
微妙なのは3番手以降だが、前出の『5場スピード女王・浜田』と『新世代代表の西橋』。実績断然の平山智加や田口節子・平高奈菜らももちろんV候補だが、一発なら今井美亜や松尾夏海の瞬発力に警戒。関野文や清水の成長力も侮れない。
記念すべき第1回の舞台となるのは、全国有数の広さを誇る当地。汽水でクッションが適度にあり、走りやすい水面だと語る選手も多い。究極のスピード合戦を展開するのにふさわしい舞台といえるだろう。
出走機会が多い地元勢では、長嶋万記と三浦がキッチリとエースらしい数字を残してきている。とくに三浦は、昨年7月のヴィーナスシリーズを11戦オール2連対と圧勝劇を見せた。
さらにその1か月後の8月に行われたオールレディース戦では、地元から三浦・長嶋に加えて若手の川井萌と3人が優出。川井がまくってデビュー初優勝。その後も好調をキープしてA1級昇格を成し遂げた。
しかし、遠征勢が久々でも大きなハンデにならないのが当地。年イチペースである中谷朋子・滝川真由子・喜井つかさも高勝率をキープし、3年間で1節しか走っていない松尾・川野芽唯・富樫麗加も上位に名を連ねている。女王・遠藤も走る機会は少ないが、21年8月のレディースチャンピオンでは準パーフェクトVを飾った。
さらに今井・滝川・清埜翔子は、軒並み回収率100超え。穴党には魅力的な面々ではないか。
現行モーターは昨年4月16日が初降ろし。実績、近況ともに充実しているのが59号機だ。正月戦では芹澤克彦が終始強力な行き足を披露。その後に渡邉俊介がバランス型の舟足にして優出すると、さらにその次の節では木村仁紀が優勝。本体のパワーが強そうな上に冬場にのぼり調子なのも好材料だ。
他にS評価をつけたのは5号機、37号機、48号機、34号機。37号機と34号機はともに行き足、伸び系の期待値が高い。伸び型を好む選手やスタート巧者が手にすればより楽しみが広がる。5号機と48号機はどちらかと言えば実戦向き。特に5号機は昨年の秋から長らく好調で、どんな選手が乗ってもある程度の水準になるというのがプラス材料。48号機も12月以降に優出ラッシュしており、近況の充実度はナンバー1かも。
A評価は62号機、23号機、2号機、7号機。62号機は平凡な実績だが、1月に高橋勲が整備で底上げ。全方面にいい舟足だっただけに今後に期待できそう。23号機と2号機も調整が合えばレース映えする足に。7号機は正月戦の伸びならS評価級だが、ややパンチが下降した分で割引した。
33号機もポテンシャルは十分。12月の遠藤、正月戦の石田章央らはいい動きだったが、やや乗り手を選ぶ傾向がある。上記の10基以外では1号機、25号機、29号機、22号機、61号機も中堅上位以上になる時もあり、化ける可能性も。逆に高勝率でも66号機や13号機は近況イマイチだ。
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