総展望
一昨年に競技棟、そして昨年12月に選手管理棟が完成。生まれ変わったボートレース津で初めて行われるGIレースとなった。昨年のグランプリへ出場した
菊地孝平と
河合佑樹、
平本真之の活躍に注目は集まるが、彼らを差し置いてV最右翼へ位置するのが
新田雄史。地元津ではGⅡの優勝こそあるがGI以上のタイトルはゼロ。そろそろの期待は高まっている。
磯部誠や
深谷知博、
坪井康晴、
赤岩善生と歴戦の強者が並ぶが、
井口佳典も不調打破へ格好の舞台だ。昨年大会の準優FでGI除外となっていた
岩瀬裕亮も、1月江戸川からGI復帰。初タイトルへ意欲的に走るはず。
黒野元基も2年連続優出を狙う。記念を勝てる地力はすでに身に着けている。
水面・モーター
中止順延の多い津だが、2月はその危険もぐっと高まる。向かい風が2Mやスリットを襲い、スタートすらままならない時も…。主流の北西が西に寄るほどに荒れ傾向となるだけに、安定板への対応が必要となる。走り慣れている東海地区の面々ならそのあたりは熟知、そして覚悟も決まっているだろうか?安定板が付かない時でも向い風が主流、それを味方にダッシュ勢が躍動する場面は多くなる。それでもオッズはイン中心に集まる水面、高配当の期待は十分に持てる。普段は2コース小差しの利く津だが、この季節だけはお勧めできない戦略だ。また、新エンジン6節目と相場は不透明。勝率より直前気配を重視したい。