児島
前検一番時計の實森美祐がその勢いを保ったまま優勝/児島ヴィーナスシリーズ
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児島
實森美祐が激戦を制して2度目のV/児島ヴィーナスシリーズ
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ボートレース児島の「ヴィーナスシリーズ第19戦 第14回クラリスカップ」は22日に優勝戦が行われて、實森美祐が激戦を制して2度目のVを挙げ幕を閉じた。
最終日の当地は優勝戦前までインが11連続で逃げる展開。圧倒的にイン有利の流れが続く中、優勝戦を迎えた。實森がトップスタートを決めた際、多くのファンが「イン逃げで決着か」と思ったのも束の間。1マークでターンが乱れた實森の内を守屋美穂が鋭く差し、バックでは両者が並走。さらに2マークでは實森と守屋が競り合い流れた隙をついて、田口節子が最内から差し込む逆転劇を見せた。
しかし、2周1マークで田口に守屋がツケマイで仕掛けると、その内がぽっかりと空く展開に。そこを實森が見逃さず差し抜け、再逆転で勝利を掴み取った。決まり手は「抜き」。
当地でここまで形勢が二転三転するケースは珍しく、激しいレース展開に詰めかけたファンも一喜一憂。特に1マークで守屋の差しが届きかけた瞬間の声援は、場内でもひときわ大きなものだった。
實森はこの後、戸田の一般戦(1月26日～31日)を経て、徳山GI中国地区選手権(2月8日～13日)、さらに浜名湖PGI「第1回スピードクイーンメモリアル」(2月19日～24日)へ参戦予定。初代スピード女王の座を目指す熱い戦いに注目が集まる。
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