原田幸哉
原田幸哉

大村

【GⅡ事前情報】原田幸哉、瓜生正義がシリーズをけん引する/大村・モーターボート誕生祭

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展望

原田幸哉瓜生正義の76期SG覇者コンビがツートップか。原田は長崎支部のエースとして優勝がターゲット。25年は巻き返しの年と位置づけて新年からかっ飛ばす。24年のグランプリ(GP)に出場した瓜生は12月に福岡周年を制するなど『選手会代表』という忙しい立場でも水面での強さは健在だ。大村ではGIとGⅡV歴もある。初のGP出場を果たした佐藤翼は、そろそろタイトルが欲しいところ。地元では原田のほか、24年にGⅡ初優勝を飾った下條雄太郎や、GPシリーズに出場した桑原悠の活躍も期待される。他にも篠崎仁志羽野直也辻栄蔵丸岡正典長田頼宗らが実績上位だ。

水面・モーター

インが強い水面というのは周知の通り。温水パイプが着くと伸びの差が縮まり、よほど早いスタートを決めるか足の差がないとまくりは決まりづらい。対岸からの横風が強い日の多い冬場は3コースが狙い目だ。モーターは昨年6月から使用され、エースは32。B級が乗ってもパワフルだし、A1級が乗ると全部の足が上位に仕上がる。18も双璧だ。オーシャンCでは山口剛が予選トップだったのをはじめ、11月にはB1級の山口晃朋が初優出V。温水パイプが着いた11月末のミッドナイトでは西舘健がデビュー2度目のVを飾った。どちらも節一だった。23、27、36、47、48、52、69も上位機だ。

今節のキモ

前回(23年4月)は宮地元輝が優勝したが、その前は佐々木完太椎名豊が特別戦初優勝を飾ったほか、中越博紀青木玄太らも優勝者として名を刻んでいる。つまり、今年もニューヒーロー(ヒロイン)誕生の可能性もある。また、女子は3選手が出場を予定しており、いいエンジンを引いたら軽量も手伝ってパワフルな舟足になるはずだ。小野生奈は豪快なターンが楽しみだし、今井美亜も魅力。そして、1月からA2級に上がった山口真喜子がさっそく特別戦に初挑戦。あの豪快なターンが、男子の一流どころにどれだけ通用するのかも楽しみ。今年は大村でクイーンズが開催。さあ、腕試しだ。