吉田裕平
吉田裕平

琵琶湖

進入から波乱の優勝戦は吉田裕平が制す

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ボートレースびわこの「日刊スポーツ杯ニッカン・コム杯争奪第39回荒法師賞」は18日に最終日を迎えた。

優勝戦は6枠に間嶋仁志が入ったことにより、コース争いに注目が集まった。スタート展示で間嶋が動きを見せたが、5枠の黒井達矢をはじめ内5人全員が枠番を主張。全艇スローの枠なり進入となった、本番も同様に全艇スローになったが、ここで黒井が回り直してダッシュを選択。次いで永田秀二船岡洋一郎も回り直し、136カド524の並びになった。

予想外の進入隊形にも動じず、インを主張した吉田裕平は唯一の0台スタート。敢然と1マークを先制する。差した川上聡介、まくり差しの黒井が続くが、逃げる吉田を捉えることはできず。吉田がそのまま押し切った。

2番差しからバック最内をスルスルと伸びた永田が、1周2マークで先に回った川上を内からさばいて2着に浮上。川上と黒井による3着争いは黒井がリードしていたが、パワーで勝る川上が3周1マークで艇を並べ、最終マークを内有利に旋回して逆転。進入から最後まで波乱続きのレースながら、終わってみれば3連単1-2-3は780円と堅く収まった。

昨年秋に丸亀周年を制してGI覇者となった吉田は、「どんなに深い進入になってもインから行きます」という戦前の言葉どおり、インからトップスタートを踏み込んで逃げ切り。4度目の優出で当地初優勝を決めた。

優勝戦の結果はこちら びわこ12R